2016年08月23日

『ボルケニオンと機巧のマギアナ』の感想 その2

前回から引き続き、映画ネタバレあり感想です!
こちらはサトシたち、レギュラーメンバーの活躍について。
あと最後に結構がっつりと、XY&Z編の今後についても。



まずはサトシについてだけど、序盤、めっちゃ不憫じゃね?
全く望んでいないのに、何度も何度もボルケニオンに文字通り体当たりする様子、コミカルな雰囲気だったのも相まってめっちゃ笑……じゃなくて…えっと、うん、笑いました、ごめんサトシ。
特に爆走するボルケニオンに「もう腹が痛くて走れない」と訴えたとき、あっ、この子にも体力の限界が存在するのかと思った。いやもう本当にごめんサトシ。
でもこれ、きっとサトシだから耐えられたんだろうなぁ。これがシトロンでは持たないよね…。
こういう扱い、XY編になってから「みんなの頼れるお兄ちゃん」だっただけに、なんだか珍しい気が。
というか、たびたびボルケニオンと口論になる場面があるけど、こういう姿を久しく見てなかったんだよな。
DP編以降、相手と違う意見を真っ向から対立すること、少なくなったからね…。
確かに頼れるお兄さんとして成長したけど、でも根っこの部分は変わってないよって見せてくれて、懐かしかったし嬉しかったです。
あ、もちろん、XY編のサトシらしい頼れる姿も見せてくれたよ!
マギアナを狙うロケット団をひきつけたり、空中要塞の中心部に乗り込んでいったり。
ジャービスの杖をへし折り、マギアナのソウルハートを救い出す姿はまさに主人公の鑑。
あと、まさかの衣装チェンジが二回もあるとは思わなかった。
あれどうやって着替えたんだろうとか考えてはいけない。

今作にはサトシ以外にも見せ場があって、非常に嬉しかったー!
特にセレナ、ネーベル高原のポケモンたちに「私たちは敵じゃないよ」と伝えようとするその姿。
もう十分に立派なパフォーマーだよ…!
トライポカロンで磨いたテールナーたちの美しい技を見せたり、得意のポフレを作ってみんなにふるまったりと、これまでの旅の経験をちゃんと生かしているんだよね。
シトロンも自身の知識と技術を生かし、飛行艇を直したり、ゴクリンと協力して鎖をはずしたり、要所要所で自分ができることで活躍してて良かった。
てか、あの、ええっと名前が出てこないあれ…えっとあの『寝袋(命名者:ムサシ)』は本編にも出てこないのでしょうか。あの発明品、めっちゃ使えると思うんだけどなぁ〜。
サトシが活躍するのはもちろんのこと、その時の仲間が彼らだからこそできることで活躍している姿を見るのは本当に大好きなのです。


そうそう、これも言っておかなくちゃ。
今作はどのバトルもすごく熱かった……!
映画冒頭OPのバトルからして、めっちゃ良い!
まさか、いやもう本当にまさかサトシVSシトロンをもう一度見られるなんて…!
まるであのミアレジム戦の続きを見ているようで、涙腺がやばかったです。開始5分も経ってないのに!
XY&Zの映画版アレンジも熱くてたまんない。
レントラーがピカチュウのエレキボールを飲み込むシーン、あれシトロン、絶対にジム戦のあとからずっと考えていた戦法だと思うんだ。
ジム戦でのホルビーVSピカチュウの再戦時といい、以前戦ったときはこうだったから、次に同じ状況がきたらこうしようって、絶対に考えているよね。本編でもう一回サトシVSシトロンしないかなぁ。

その熱いバトルの前に、こちらもまさか見れるとは思わなかった、アランVSコルニ!
映画を見てて、まずここで「おおおおおおっ」とテンションがめっちゃ上がった。
確かにこの二人、メガシンカについて説明する場面にふさわしいよね。
このバトルの結末はすでにアニメ本編で明らかになっているけど、そんなのことが気にならないぐらい熱かったです。

もちろん終盤の空中要塞でのバトル、つまりXY&Zアレンジが流れるところ。
あそこがもう熱いのなんの。
サトシのポケモン、ひこうタイプが3匹いるおかげで、空中戦が映える映える。
ジャービス側のポケモンもメガシンカポケモンだけなので、迫力があるんだよねぇ。
ただ、そんなに手ごわくなかったのは、サトシたちのポケモンが強かったのか。
はたまた、絆のないメガウェーブは、メガシンカ時よりも本来の強さが出ないのか。
私としては、その両方なのかな? と思ってみたり。
あとハリマロンがファイアローにつかまって、“ミサイルばり”を放っている姿が楽しそうで好き。
いつもお調子者のキャラが、こういうバトルで大暴れしているのは良いなあ。

あと今作のピカチュウさんは全般的にイケメンでした。
最初のレントラー戦でもそうだし、終盤の空中要塞戦でもそうなんだけど、顔が凛々しいのなんの。
またゲッコウガは思ったよりも活躍少な目だったのですが、最後にジャービスの逃亡を阻止するという、きっちりと仕事をしていました。さすが仕事人。
ちなみにサトシゲッコウガが覚醒状態、ヌメルゴンが手持ちにいない、サトシたちがジガルデのパーフェクトフォルムを知らない、ことから、今回の映画はおそらくエイセツジム戦後でカロスリーグ戦前の時期に起きた出来事ってことでいいのかな?

それからロケット団。
予想以上に活躍してくれて、お姉さんは嬉しい。
ラケル王子に雇われ、マギアナを捕まえようとサトシたちの前に現れたとき興奮したぞ。
ノリッノリで「メガウェーブ! ロケット団!」と、いちいち台詞を言うのが可愛くてたまんない。
そのうえ、落とし穴ですよ落とし穴!
まさか劇場版でロケット団の落とし穴大作戦を見るとは思わなかった!
そもそもXY編では資金潤沢な傾向にあるんで、昔みたいに落とし穴作らなくなったんだよなー (´・ω・`)
なので初見時、心の中でめっちゃ「うわあああああ落とし穴だあああああ」と叫んだじゃん…。
そんないつも通りの悪役としての一面を見せたあとで、後半、マギアナの心がまだ生きていると知り、それを取り戻そうとするんだよ。さすがラブリーチャーミーな敵役を名乗るだけのことはあるわ……!(落涙)
ニャースが囚われたら助け出そうとするし、そんな彼らだから大好きなんだよ…!
あとね、今作で「人間の言葉を話せる」ニャースの力を悪用したジャービスを見て、ムサシとコジロウはなんだかんだでポケモンに対して優しいんだなぁと思った。そりゃあロケット団のポケモンたち、懐くよね。
映画恒例の「いい感じー」はなかったけど、立ち去る姿は一番かっこよかったです。


さて、今回の陰の主役にして、間違いなくMVPであるプニちゃん。
いや、プニさまとお呼びいたします。
だってさ! カロスの監視者であるプニさまがですよ!
終盤、ピンチに陥ったピカチュウを10%フォルムになって助けるんですよ!!
今日までに3回映画見てるけど、毎回ここで目からハイドロポンプが出そうになってるからな、私。
絶対に出会った時のプニさまだったら、こんな芸当してくれないよね。
それほどまでにサトシたちに馴染んでいるのかと思うと、そりゃ涙腺刺激されますって!
その後のパーフェクトフォルムになり、ネーベル高原を救う姿は「神様…!」と思いました。いやマジで。
ちなみにこの姿、てっきりコアが2体揃わないとできないのかと思っていたのですが。
ジガルデ・パーフェクトフォルム
コアが各地にちらばるセルをすべて集め、結合する事で形成された完全体。各地の生態系のバランスを壊すものを制圧する時、50%フォルムでは対抗できないと判断した場合にのみこの姿になる。その力は、伝説のポケモン・ゼルネアス、イベルタルをも上回るという
――公式サイトを見たら、一言もそんなことは書かれてなかったぜ…。思い込み怖い。


あとですね。
人間は平気で嘘をつき、平気で傷つけるから信頼できない、と人間を嫌うポケモン。
ポケモンの心、ひいては人間の心ですら、己の理想を叶えるためならどうでもいいという人間。
その人間に騙されていることを知らず、みんなが幸せになるためにと動く、とても純粋な心を持った人間。
そして――人間は信頼できる、人とポケモンは共存できると信じているポケモン。
このポケモンと人間の関係性、どこかで見たことあるぞ……というか、XY&Z本編そのものじゃないか。
これ、上からボルケニオン、ジャービス、ラケル、マギアナのことなんだけども。
それぞれジカルデコアZ2、フラダリ、アラン、プニさまに当てはめることができるんだよなー。
ついでに言うと、キミア王女はプラターヌ博士やリモー…じゃなくて、バシャーモ仮面、チャンピオン・カルネといった、サトシたちの味方になってくれる大人ポジションなんだろうね。メガシンカ使えるし。
――そう思っていたんですよ、フレア団編のPVを見るまでは。
ここにきて、まさかサトシがマギアナポジションになるとは思わなかった。
確かに今のサトシって、キズナ現象を起こせる力を持っていて、それゆえにフラダリに己の計画に必要な存在だと認識され、フレア団に捕まってしまう――。
どこからどう見てもメインヒロイン設定だこれ…!
頼れるお兄ちゃんからメインヒロインって、立ち位置のふり幅がすごすぎて少々混乱気味です。ええ。
いやだってさ、未だかつてサトシを狙う悪の組織があったでしょうか。たぶんなかったと思うよ?!
PVにはあの変な装置を装備したフラダリとバトルしているっぽかったので、おそらく大丈夫かなと思いたいんだけど、マギアナは劇中で心を壊される描写があるだけに心配もしている。なんてったって磔にされるっぽいからな。そしてまさかアニポケ感想で「磔」って言葉を使うとは思わなかった。
それからですね。
ひょっとして、ユリーカ、フレア団編では今作のサトシポジションを担うのでは?
しばらくの間はサトシとプニさまが不在になりそうなので、彼女がみんなを引っ張っていきそうな気がする。
自分が生まれ育った街が、大切な仲間が、あんな目にあったら、そりゃあもう頑張っちゃうよね。
ポケモンを持つことができないけど、ユリーカにはそれだけの勇気と行動力はあると思うよ。
個人的にはXY&Z編の主人公はユリーカって思っているので、そうなったら嬉しいなあ。
今作の話がアニメ本編に反映される、とは思わないのですが。
脚本がシリーズ構成の冨岡さんだけに、すっげぇ深読みしたくなる…!
次回からついに始まる、XY&Z編の要ともいえるフレア団編。
おそらくジャービス以上に手ごわいであろうフラダリ相手にどう立ち向かうのか。
その解答例が、今回の映画なのかなーと勝手に思っています。
しかしあんなに外道なジャービス、フラダリと比べるとなぜか一気に小物臭がするから不思議


えーっと、まだまだ言い忘れがありそうだけど、まぁこのあたりで。
いろいろ言いましたが、やっぱり百聞は一見に如かず。
ぜひ映画館に行って、自分自身の目と耳で楽しんで欲しいなあ…!
やっぱりスクリーンで見るバトルシーンは、本当に迫力があってすごく良かったです。
あと、ピカチュウと電波送受信して大活躍するデデンネ先輩の勇姿が見れるのも、これが最後だよ(涙)

また、もしも「いまXY&Z編を見続けようか悩んでいる」なら、今作の映画をその判断材料にしても良いんじゃないかなぁと。
さっきも言ったように、アニメ本編に映画の内容が反映されるわけではないですが。
XY&Z編、というかフレア団編でスタッフがやりたいことが込められていると思います。
なので映画を見て「面白い!」と思ったら、アニメの方も見続けても大丈夫かなーと。
もちろん、映画は良かったけど……という可能性もありうるので、あくまで参考までにって感じです。
とりあえず私はあと1回は行けるよう、スケジュール帳とにらめっこするぜ!





おっと、最後にこれだけ!
ユリーカ、君の持っているその俺の嫁マジスィートハートな天使ちゃんモードことメガタブンネのパジャマを売ってくれませんか!!!!!!!言い値で買うから!!!!それかお店の名前と電話番号、できれば住所も教えてください!!!!!!!もし手作りなら型紙ください!!!いやそれも言い値で買いますので売ってください!!!!!なにとぞ!なにとぞ!!よろしく!!!お願いいたします!!!!!!

なお、小日向さんは裁縫スキルはゼロに等しい模様
posted by 小日向 あさひ at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ 感想【劇場版】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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